top of page

<メッセージ>

 

一般的に言語能力の獲得に重要な時期(=臨界期)は、8~9歳まで(10歳までという説もあります)と言われていて、その時期を過ぎるとバイリンガルにはなれない、と考える方が多いようです。確かに臨界期前のお子さんは、英語を吸収するスピードが速いです。しかし、それと同時に英語に触れなくなった途端に忘れていくのも速いのです。

言語発達について研究しているカナダの研究者によると、完璧なバイリンガルになるためには、まず自分の母語を決める必要があると述べています。そして第二ヶ国語は、母語の上達に伴って発達していくので、第二ヶ国語が母語のレベルを上回ることはまずないと言います。この研究からも分かるように、バイリンガルになるかどうかは、母語の発達と、どのような英語学習環境に身を置くかが重要になってきます。

 

日本のある研究で、日常会話には困らない程度の英語がしゃべれるバイリンガルになるには、およそ2000時間必要だと言われています。しかし、日本の学校の一般的なカリキュラムでは、中学から高校の6年間で英語を学ぶ時間は約700時間、大学までの10年間で約1000時間しかありません。では2000時間に到達するにはどうすれば良いか?答えは必然的に「学校以外の場所で足りない1000時間を補う」ということになります。また、真のバイリンガルになるには、英語力だけでなく、外国人とのコミュニケーションがきちんと取れる能力も必要です。

私自身、留学先のアメリカで、日本人は英文法や英文読解はとてもよく出来るのに、会話となると途端にだまってしまうという場面に何度も出くわしました。日本人は、英語を間違えたら恥ずかしいという心理が働くようで、しゃべることを躊躇する人が多いです。まず大事なのは、「間違えてもいいからしゃべろう!」というマインドセットに切り替えることです。「失敗してもめげない心」を持つことが、最初の一歩だと考えます。

 

私は、英語(日本語以外の言語)で自分の意思が伝えられ、外国人に臆することなく渡り合っていける力があれば、その人は立派なバイリンガルだと思います。ですから、英語学習を始めるのに早いも遅いもなく、それぞれの年齢に合ったやり方で英語を学んでいけばいいと思っています。

FreeBirdでは、幼児から大人まで指導した経験を持つ講師が、その年齢に合った学習方法で指導しています。日本人講師の利点は、日本人の弱点、日本人がよく間違えるポイントを熟知しているので、学習者の英語の基礎をしっかり作り上げるお手伝いができることです。また、英検やTOEICなどの検定試験に関しては、日本人講師が日本語を交えながら解説できるので、分からない部分がすぐに解消されます。しっかりした土台があれば、そこからいくらでも力を伸ばしていくことができます。FreeBirdで本物の英語力を付けて、真の国際人になってください!

message_top
bottom of page