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フォニックスって何?

 

フォニックスとは、各アルファベットが持つ「音」のことです。例えば、Aはアルファベットの「エー(エイ)」ですが、音は「ア(またはアとエの中間音)」。同じようにBは「ビー」ですが、音は「ブッ」です。このように、アルファベットにはそれぞれの音があります。

1990年代の中頃から、アメリカの小学校では子供に文字を教える前に話し言葉の音に注目させ、耳をきたえるという「Phonemic awareness(=音素認識)」という理論が注目され始めました。この理論は、単語がどのような音と音が組み合わされてできているのかを耳から学ぶことが、読み書きの土台を作る際に重要な役割を果たす、というものです。

私の息子が通ったニュージーランドの小学校でも、1年生は文字を学ぶ前にフォニックスを徹底的にやっていました。ネイティブスピーカーである現地の子供でさえも、読み書きの練習を始める前に、フォニックスを学びます。(現地の子供でも、間違った発音をしている子が結構いました)

なぜフォニックスが読み書きの土台作りに役立つかというと、実は英語のスペルは80%以上が規則的です。つまり、フォニックスで音の聞き分けができれば、初めて聞く単語でも、自分で推測してスペルアウトすることが可能なのです。また、初めて見る単語でも、そのスペルからおおよその読み方(発音)が分かるようになります。

フォニックスをマスターすれば、どんなに文字数の多い単語、例えば「philosophy」などという言葉も、臆することなく読めるようになるのです。

 

フリーバードでは、フラッシュカードや絵本、そしてワークブックを使ってフォニックスを指導していきます。1人で英語の絵本がスラスラ読めるようになることを目指します。多読は英語習得への近道と言われています。どんどん難しい本に挑戦していけるよう、しっかりサポートいたします。

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